out of your thoughts

  • 2017.03.13 Monday
  • 00:09

旅の効能ってなんどかここにも書かせていただいたけど、

普段の生活から、思考から離れて、人生がここだけじゃないってことを思い出すことにあると思うのだ。

 

例えばそれは、

 

「ああ、太陽が照ってなくても、雪って白いからずっと見てると眩しいんだな」て気づくことだったり

 

 

 

「流氷って上に乗ったり、一緒に海に浮かんだり、持ち上げて投げたりできるんだ!」と我を忘れて遊ぶことであったり

 

 


(ちなみにツアーに連れてってくれたのが地元の漁師さん達で、

なんと氷水の中シュノーケリングで野生のクリオネを見つけて見せてくれたりもした。)

 

夕日が流氷の海に吸い込まれるように消えていくことに胸がキューってなったり、

 

 

 

「北海道の人ってあたたかさ至上主義だからか露天風呂が意外と人気ない!」とか

「誰も雪だるまなど作っていない。それどころかまっさらな雪に足跡をつけることすら!」とかに気づいたり

 

 

「暖炉の火が燃えてるの見てるだけで、何を話すでなくともお場が持つの不思議だなあ」って眺めることだったり

 

 

「知らない人の本棚から興味がありそうな本を選んで読むことの楽しさ」を思い出すことだったり。

 

 

食べて飲んで遊んで寝て。

デトックスしすぎてふた回りくらい小さくなってるような気分だけど、

あきらかに食べ過ぎて体積は増えて帰ってきた気がします。

(牛肉と、いくらと、豚肉と、お米とソフトクリームと牛乳がとくにおいしかった!!)

 

現実逃避したすぎるニュースが重なって、出立日の朝気づいたら飲み屋で5時半(ちなみに飛行機は6時50分)だったので、

旅の前半はそこに二日酔いというキラキラフィルター(?)が重なってたのですが、

帰ってきたからって前向きな気持ちになってるわけでもなんでもないような気もしますが、

でもきっとこういう瞬間のために私は生きてるなって思った。


 

楽しかった。

ばいばい雪景色。またきっと。いつか。

 

short trip off @ Hakata

  • 2016.12.12 Monday
  • 02:18

"年末までなにか鼻先にニンジンぶらさげないと今年を乗り切れそうにない"

 

というかわい子ちゃんのお誘いに、そうだそうだと乗っかっていたらなぜか実家に連れて帰ることになっておりました。

 

平日より早起きな朝9時の飛行機で一路福岡へ。

 

"食い倒れの旅"を所望されていたのでまずはお寿司から。

 

博多のお魚っておいしいんですよ。

海鮮(エビとかカニとか含む)というよりは"お魚"がおいしい。

よく両親と行くお店へ、飛行機遅延で昼時に当たってしまってちと並んだのではらぺこだた。

 

やま中

https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40026334/


絵画のように美しいプレゼンテーションが好きです。

 

"ウニとイクラを食べるのに海苔は邪魔だ!"という発見はノーベル物理学賞ものだと思う。

 

何を食べても相変わらずおいしかった!けど最初に食べたときの感動は薄れたような気も。三十路は悲しい。

 

腹がくちたらこれまたリクエストの太宰府へ。

 

天神から西鉄電車でトコトコ40分弱行くのは私なんて高校生のときぶり!15年以上前か!

(福岡の高校生はたいてい受験の年に行くんですよ。うちのとこは遠足として学年みんなで行った記憶)

 

 

七五三の人たちがいっぱいいて楽しそうでよかった。

 

 

「ほんとになんもない普通の神社だよ」と念を押して向かってたのですが結構楽しんでいただけたようでなにより。

福岡の人には「我々には観光資源が何もない」と思いすぎてお客様に何もオススメできないという性がある気がしてきた。

 

   

 

紅葉がキレイでねえ。旬の物を旬のときに味わうって心が洗われることだと思ったことだよ(詠嘆

 

天神→キャナルシティまでバスに乗り、櫛田神社を通って山笠の概要をご説明し、メインイベントのもつ鍋へ。

 

もつ幸
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400106/40000754/

 

お客さんが来るとついつい味が担保できる店に行ってしまう私。だっておいしいと思われたいじゃん。

こちらは2人だと予約ができないので、18時前後とか早い時間に行っちゃうのがオススメである。もしくは人数増やして予約しとくか。

 

 

もつ鍋、好きなんだけど東京で一度も「おいしい!」てなったことなくて、もはや東京で食べるのを諦めた料理。

「そんな地元贔屓の大げさな」て言われるんだけど、ほんとだからしかたないじゃーーん!となる博多っ子。

 

「わるかった。いままでわたしが食べてたものは"もつ鍋"じゃなかったらしい。もっと調子乗っていいよ博多っ子」

 

て言われるくらいおいしかった。もつのおいしさが違うの。脂っこくも重たくもないんですよね。不思議だけど。

ふるふるした透明感のある旨みが口の中いっぱいになる感じ、最高です。

どう考えても、もつの新鮮さと処理の問題だと思うのだけど、逆に東京でこのおいしさのもつが広まらない理由がわからない。

なんか特殊な利権とか存在するんかな、、、

 

 

「悪いけどちゃんぽんの〆はちゃんぽんが唯一絶対の正解だから。いまからそれに感服することになるから」

 

と予告してこれまた私の勝ち。もつのクセと旨みを受け止められるどっしりズルズルなちゃんぽん最高です。

 

 

もつ幸のはな、ちゃんぽんにすりごまかけてくれて食べるんだけど、この発明もノーベル物理学賞だよ。あーおいしかった。

 

翌日は何を食べてもらうかで散々悩んだんですが、

(私の世界で一番好きなパスタ屋さん行く?それとも呼子のイカ?でも寿司で生物はすでにクリアじゃない??)

季節的にもぴったりで、東京じゃなかなか食べれなそうな糸島の牡蠣小屋に向かうことに。

 

糸島の岐志漁港が有名だと、糸島出身の後輩に、下記注意点と一緒に伺った。

⚫︎炭火焼のところを選ぶこと(まれにガスのとこもある。岐志漁港は見たとこ全部炭火だったぽいけど)

⚫︎持ち込みOKのところを選ぶこと

⚫︎オススメの持ち込み食材は"バター" ”チーズ" "レモン"

(我々はプラスしてオリーブオイルとコンビニの塩むすびも持ち込んだ。よく考えたらビールとか持ってってもよかったね)

 

牡蠣のおいしさはどこも一緒と思うので、空いてるとこに並ぶがよろしい。

 

カキの徳栄丸

https://tabelog.com/fukuoka/A4009/A400901/40001646/

 

 

見てくださいこれが「牡蠣1キロ千円」という世界です。やーいやーい知らんだろ。

 

 

平たい方から焼いて、汁が出てきたらひっくり返して出来上がり。

 

こゆ感じで左手に軍手をはめて、ナイフで殻をはがしながら食べるのですが、

炭火で暑いからビールが進むわ、殻開けるのに四苦八苦だわで忙しく、もはや食事というよりエンターテイメントです。

裏手がもうすぐ漁港なのステキだ!イケメンの漁師さんたちが殻をわしゃわしゃ処理してらっしゃる。

 

帰りはこんな感じのオシャレカフェ乱立エリアでコーヒーを飲んで、

阪急の地下で「島本」の明太子をばっちりゲットして(空港に売ってないんだな)帰路に。

 

あまりお酒を召し上がらないお友達とだったので、夜遊びこそなかったものの、

東京人接待1泊2日コースとしてはかなりの満足度だったのではないかと。

 

2日でも十分リフレッシュできるし、知った土地(というか実家)なのであまり疲れないし、

なんならついでに親孝行もできたし(うちの親は私の友達と会うのが大好き)、

来年旅行を目論んでる友達との仲も深まったし!

 

short trip offとしてはニッコリ大満足の2日間でした:) また行こ。希望者募!

@Pula #outlookfestival

  • 2016.09.12 Monday
  • 00:38

久しぶりのヨーロッパまで、遠かった遠かった!!

 

旅の一番の目的だったoutlook festivalのあるPulaまで、羽田から、ドーハで乗り継ぎ、ザグレブで乗り継ぎ、実に20時間ほどかかりまして。

 

 

日本でもたびたびイベントにお邪魔しているPART2STYLEのお二人が日本でのパーティーを主催されてるOUTLOOK FESTIVALの本家本元クロアチア。

「行ってみたいなー」と話してみたところ二つ返事で快諾していただく。そんなところから始まった旅でもございました。

 

 

数週間に及ぶヨーロッパツアーのラストでお疲れでもご多忙でもあるはずなのに、気安くお迎えに来てくださったMaLさん&NIshi-P。

 

夜も更けて、細いあぜ道を通って会場に向かう。

(ところで野外のフェスはこの道を辿ってるところもまた楽しからずや、ですよね

 

 

いわゆるベースミュージックのお祭りなのですが、音楽のことは詳しくないので置いとくとして、

好きだったクラブが閉まったり、しょっちゅう夜遊びって年齢でもなかったりで

日本では「こういうの好きなんだけどどこに行けばいいのやら」な最近なのですが、

野外の会場で、10個くらいステージがあって、晴れてて、あったかくて、

 

「あーーーーこんなにどこに行っても好きな音楽がかかってるなんて幸せーーーー!!!」

 

と着いた瞬間からずっと、言いようのない多幸感を享受しっぱなしでした。

 

 

こーんなお城みたいな壁のところが

 

 

トンネルみたいになってたりして、

 

 

くぐったらこんな趣向になってるとかもうそれだけでテンション上がる。

 

 

もちろんPART2STYLEのステージも満喫。イギリス周りのゲスト多数でライブみたいで楽しかったなー!

 

 

朝焼けー朝焼けー!!朝まで踊り倒したの久しぶりすぎて楽しい!

 

6時に終了したとたん四方八方からセキュリティが出てきて追い出されるんですけど、ぞろぞろ出口まで歩く間

 

「君たちはどっから来たの?」「俺らイギリスから!」「キャンプ?」「や、ホテル」「それがいい!キャンプなんてクソだぜ!」

 

とか知らない人同士が好き勝手喋りながら歩いてたのが楽しかったです。

 

翌日は昼間から海に出かけて9月のプレイバックサマーを満喫したり!!

 

 

 

透明な海にさっと入ってビーチでゴロゴロして、そのまま無料のシャワー浴びて上からワンピース着てバスに乗って帰る!みたいな

田舎のおばあちゃん家の夏休みに混ぜてもらったみたいな素朴感が最高や!!
 

 

2日目に1番ハマったのはメインステージで3時間くらいやってたHOSPITALITYというイギリスのdrum and baseの人たちでした。

http://www.hospitalitydnb.com/

twitterに呟いたら色々反応いただいて。有名な方なんですね。でんでん知らんかった、、、(音楽ほんとに無知!

 

3日目はMaLさんたちと、海で遊んだ後、同じく遊びに来てた女子DJSと一緒にボートパーティーへ。

 

 

空が広くてキレイなんだなー。

 

 

楽しそうなお二人の男子夏休み感もよい。

 

 

SingaporeからいらしてたSereneちゃん。外人のツボを押さえまくったかわい子ちゃんフェススタイル…!

 

しかしいろいろ話を聞いてたらいわゆるgirls DJ(モデルちゃんとかね)とのジレンマとか、いろいろ興味深かった。

自分を売ってかなきゃいけない人の「お仕事としてのセルフィー」とかなー。みんな大変だ!

 

     

 

すんごい人人人!そして海!空!夕暮れ!夜!!!

ボートパーティーってこういうことかあ!な流れが最高だ。

 

 

海の上でも空の下でも負けない音圧ってどうなってるんだろ、なスピーカー。

音楽そのものもだけどいい音をいいスピーカーで低音爆走で聴くってのも最高の娯楽ですな。

 

 

そしてOUTLOOK最後のPART2STYLE。

 

僭越ながら、いままで聴いた中で一番カッコよかった。

なんというかちゃんと海外バージョンなんだけどやっぱりどこかいつものお二人で、そのパーティー感と男っぽさとのバランスにシビれた。

 

前の方で踊ってたらニュージーランドから来たという若者に声をかけられて何かと思えば

 

「あれ君たちの友達なの?最高じゃん!超cooooool!!!!」

 

って100回くらい言われました笑

ほんとにお二人には細やかにお世話になりましてありがとうございました。

 

やーーー何から何までほんとに楽しかったな!

 

夜遊び漬けな生活からは久しく遠ざかっているけど、好きな音を思う存分聴くってやっぱり最高な遊びなんだな、と。

 

あとみんなが楽しそうで、楽しさしかない空の下の空間ってなんて幸せなんだろう、と。

 

来てた人の比率でいったらざっくり半分近くがイギリス人で、2割がフランス人で、残りがその他(含むクロアチアの人)だと思うんだが、

同年代からかなり若い人(高校生くらい)までいろんな人たちがいて、みんなが楽しそうで、楽しそうな人しかいないのがとにかくよかった。

(3日間で約2万円くらいだから、日本の某有名フェスなんかとは桁違いじゃない?それだったら若い人も来れるよねえ、とか)

いわゆる商業的な音楽じゃなくてもこんだけの規模のイベントができて、若い頃から国をまたいでこんな遊び方ができて!

そりゃーヨーロッパは!文化が!!育ちますよね!!!となぜか感服してのOUTOOKFESTIVAL終了でした笑

 

機会があればまた行きたいな。いやほんとに。

 

 

おまけ。Pulaの空港で死んでたOUTLOOK参加者たち。

お財布の入ってそうなカバンもそのままだったり、女の子も転がってたり笑 みなさまおつかれさまでした!

 

 

上海散歩(後編)

  • 2015.08.05 Wednesday
  • 01:03
上海散歩後編。

2日目のディナーはexpatのみなさん激押しのlost heavenへ。


。。。お察しの通りランプの写真しか撮らなかったくらい料理が普通でした。

中華って言うよりタイとか東南アジアフュージョンで、乱暴な言い方をすれば「高級なアジアンキッチン」。
正直なんでこんなに人気があるのかわからないレベルだったのだけど「なんで東南アジア風なの?」と訊いたら
「このへんはお茶を東南アジアに輸出していたところだから昔からエキゾチックな文化の混じり合った地区なのだ」て話はおもしろかった。

上海出身の女の子が不満げにポツポツつまんでいたので「これってどの地方の中華なの?」と訊くと

「これ?こんなの中華じゃないわ。月曜からこんなに満卓の意味がマジでわかんないよね。
まあフランス人が好きな店って感じ。シックで雰囲気よかったらだいたいあいつら好きだから。
しかもフランス人が1人好きって言ったらほかのフランス人もみーーーんな好きなんだよね。全員好みが一緒でほんと笑っちゃう」

などと毒舌を吐いていた。さすがや。

「上海料理は辛くなくてやさしくて、素材の味を活かした中華でイメージと違うかもだけど食べて欲しいなー」

とのことだったので翌日は外灘にてヌーベルシノワな上海料理を目指す。



外灘は”ザ!上海!”な感じのネオンとライトアップがラスベガスみたいで楽しかった。



昔からの建物もバンバンライトアップしちゃう!なぜなら!それが!富の象徴だから!みたいな感じ。(知らんけど)



バブリーかつシックな内装を抜けていくと、外灘の夜景が見える素敵テーブルに、予約もしてなかったのに通してくれた。



今度はおいしすぎて写真撮るの忘れてたのだが、概ねこんな感じの「素材の味をさらっとやさしく油のベールで包みました!」料理でした。
場所のせいかもしれないけど、とても上品で、たいそうご立派な、でも食いしん坊ゴコロをくすぐる料理の数々を堪能した。



帰りがけに入り口付近にいた飴細工の人。



その後外灘沿岸を冷やかしながら歩いたんだけど
混雑してるのにスリみたいな人とか、グレた若者とか全然見当たらなくて、たぶん地方からの観光客なんだろうけど、
「わー外灘キレイ!楽しい!いいねー上海!わいわい!!」みたいなポジティブな空気に満ち溢れていてこれまたびっくりした。

ちょっとバブってるところが見たくてハイアットの上のバーに行ったんだけど、
ホテルのバーなのにガンガンクラブミュージックをかけていて期待通りのバブさ。



最上階のテラスにはジャグジーなんてエロいものを作ってみているのだが、



如何せん写真を通じても明らかなこのコンタミの煙たさ。
そうだよな。さっき川からポコポコメタンガス沸いてたもんな。。とマスクを通して尚感じる汚染物質にあっさり敗北。

「こんなひときわ空気の悪いテラスなんかで口説かれたらそれだけでもうセンスの違いを感じて無理です!!」

とは毒舌後輩嬢。やーおもしろかった。

最終日はどうしても諦めきれなかった火鍋を求めて三千里。
本に載ってたおめあての店はどうやら潰れており、同じビルの”8.5階”にあるという火鍋やさんのチラシをもらって飛び込んでみた。



これがねえ。おいしいのおいしくなかったのって(二回目)

  

暑いからって上半身裸で食べてるおっちゃんや家族連ればっかりの大衆店だったんですが、
今まで日本で食べてた火鍋はなんだったのか、て思うほどのスープのコクと深み。
お肉も野菜も何もかもおいしくて、辛味も口の中にヒーヒー残らない、不思議な刺激とスパイスで。

さすがに英語スピーカーもメニューもなく、携帯を使っての筆談(?)を始め

「海老」
「は?何それ?ないないそんなの」
「海老!!だってば!!」
「海。。。老。。。。何言ってんだお前!」
「あ!!!」
「もしかして、、、海老じゃなくて、蝦?」
『あーーーーー!!!!』

などという異文化交流も交えつつ腹パンで締めの麺までぺろっとおいしくいただいた。
ちなみに青島ビールの大瓶を3本とスイカジュース込みで一人900円でした。安すぎる。おいしすぎる。ローカル上海!

食べ物ばっかりの話だったけど、おいしくて楽しくて賑やかでわちゃわちゃしてて、
そんな感じの活気にあふれた上海体験でした。楽しかった!

上海散歩(前編)

  • 2015.08.04 Tuesday
  • 02:42
上海行ってきました。

厳密に言うと、仕事だったので純粋な旅とはまた違うんだけれども、
初中国本土!初上海!初!大気汚染!わーい!!!てな感じにテンション上がったので備忘録。

きたことのない国って空港に着いて「どんな国かなー」ってキョロキョロするんだけど、上海は、
「わーー曇ってる…な?ん?霧?や、、、もしや!(そうです大気汚染です」というのと
建物がどこまでも続いていく感じが「おおーほんとに大陸なのだなー」という異国感にドキドキした。

ホテルに荷物を置いて早速食いしん坊の旅に。
1食目は佳家湯包という、プラスチックの椅子とテーブルを自分で寄せ集めて確保する(いちいちおばちゃんの舌打ち付)ローカル臭漂うお店へ。






これがねえ。おいしかったのおいしくなかったのって。
「台湾より上海のがおいしい」という噂を聞いてたけどまったくもってその通りで。
普通の小籠包に加えて「蟹味噌オンリーの小籠包(ふつうの小籠包の4倍くらいの値段)」があったのだが、
香港の北京ダックに次ぐ、これは中国でしか食べれないね!という脳みその味蕾を素手で刺激してくる系のおいしさだった。死ぬ。死ぬる。

食べ終わった後に急須がテーブルの上にあるのに気づいて「あ、お茶飲みたい!」と身振り手振りでおばちゃんにコップをリクエストすると
「あーこれはレンゲで飲むんだよ?」みたいなことを伝えてきたので真に受けて注いで飲んでみると

!!!!!

なんのことはない黒酢でした。。。
「キャッキャッキャ!騙された!!!」とばかりにうれしそうなおばちゃん。
あーなんだこの人たち悪い人じゃないのかも!と冒険することがこの時点で楽しくなりはじめていた。

なんつか外国って別に言葉通じなくてもぜんぜんいいんだけど
「あ、この人たち外国人が嫌いなんだな迷惑なんだな」という距離感を感じるとやっぱりちょっと引くじゃないですか。
そうじゃないんだな、て思うとこっちもズケズケいけるし細かいこと気にしなくてすむからとても楽しい。

ということで雑多な道もキレイな道もずんずん歩く。
雑多、とは言うものの、街が思ったよりとてもキレイ(大気汚染以外)なのも驚きだった。
通りや建物が大作りで緑が多いからか、歩いてて楽しい街なのであった。(暑さと湿気で汗みっちりになる以外)

夜は湖南料理のお店「久久滴水洞」へ。



新宿で食べたことのある湖南料理とはまるで違う印象でこれまたびっくり。
とにかく息をするように自然に唐辛子が何にでも入っていたけど、
油っぽくなくサラッとドライで、薄味なのに旨味が凝縮していてとてもおいしくいただきました。
空芯菜の茎だけを細かく刻んで炒めるとか、

「中国4千年の『どうやったらこの食材をベストな美味しさで食べれるか考え尽くしました』感」

やばかったです。

主に食についてサラッと流すことができなさそうなので続きます
 

楽園の効能

  • 2015.05.16 Saturday
  • 00:45
仕事でのグダグダやイライラが募っていたウサを如何に晴らすか。
GWの休みがいつとれるかもなかなか判明せず、友達と休みが合うかなんて4月の4週目まで決まらなかったのですが、
どうしてもどうしてもどこかに逃避することを諦められなかった私たちはベトナムはダナンに向かいました。
(人はそういうときにリゾートしか思いつかないのでしょうか。なんか疲れてるときにあくせく観光したいなんて思えないよね)

「海」「砂浜」「温暖な気候」「ご飯おいしい」「リーズナブル」て検索したワーディングを軽く超えていくような、着いてみたらそこは楽園。

 

もうね。部屋のバルコニーから見える景色がこれだからね。



ベトナムビールは「333(バーバーバー)」だと思っていたのですが、「あれはホーチミンだけ」らしいです。
 どこかで見たようなトラ印の「LARUE(ラルー)」ビールはいままで飲んだビールの中で一番微炭酸かつゆるい味のビールかも。
でもそれが湿度が高くて強い日差しに風のあるダナンの気候にぴったりで、こればっかり飲んでいた。
「チョー ハイ ロン ビア ラルー(ラルービール2缶ください)」も早々にマスターしたよ!
どこの国に行ってもビールだけは注文できるようになるんだ!



中庭に芝生と水を張ったゆったり長めのアプローチがあるのがかなりよかった。水辺って気持ちいいもんね。

 

インフィニティプールって最高だと思う。
水につかって海を眺める感じは、なんつかこのプールがどこまでも続くような錯覚をくれる。
プールの先はプライベートビーチになってて、海でもプールでも泳げるようになってた。



もうこの辺から頭の中身をどこかに忘れてきているくらい空っぽだった。
ほんとに不思議なんだけど、普段いかに自分の頭をいっぱいにしていろんなことを考えてるかってことを感じた。
仕事のこと、段取り、晩ご飯のこと、家のこと、友達のこと、週末の予定だのなんだの。
そうやっていろんなことを同時に考えて先回りして心配したりすることを全部いっぺんリセットするような、
「あーーー今わたし何も考えてないなーーーー」って思えるのが楽園のいいところ。

わたしはよく考えて考えて考えすぎて、それで何もかもが嫌になったりよくするのだけど、
そしてとりあえず思考を止めたくてアルコールを飲むこともよくあるのだけど、
それと同じくらいに脳を弛緩させて解放させてくれる、そんな作用があるように感じました。楽園。



だってほらどこ切り取っても楽園感しか出ない。
これなんて単にエレベーター待ってた時の図だぜ。なんだこりゃ。



ホテル自体がコロニアル調の天井高い素敵な建物だったのに加えて、よく手入れされていた。
蓮に、プルメリアに、ハイビスカスに。蝶々を育ててる温室みたいなとこもあったりして。



夕暮れも朝焼けも美しいダナン。

  

朝のピンクとブルーが混じり合った空。地元の人は太陽が昇る前に朝泳ぐ、とのことで、
同行者は朝の5時に果敢に海に泳ぎに行ってた。

   

太陽と海の色ってなんでこんなに合うんでしょうか。



一人でぼーっとしている人も多かった。哀愁漂う背中よ。

 

ほんとに、芋の子を洗うくらいには人がたくさんいたビーチ。
地元の人にはこれが毎日なんだなあと思うとなんだか不思議になったけど。

3泊4日の何もしない旅。
朝ごはん食べて泳いで、ビール飲んで、泳いで、昼ごはん食べて、泳いで、本読んで、昼寝して、泳いで。
足のつかないところで泳ぐのが怖いから、と浮き輪を買ったり、ちょっとずつ浮き輪なしで泳ぐ距離を伸ばしたりもした。
お土産もろくに買わない。予定もおなかが減ったら考える、程度のプリミティブな欲求と行動にただ従う数日間。

そんな何もしない生活するってことは自分の心にどんだけいいんだろうかって心底感じた。
何も考えない、何の嫌なこともない、頭を空っぽにして、自分の目の前のいましたいことだけを楽しめる休日。
きっと大人になればなるほど、仕事が大変だったら大変なほど、きっと私にはぼーっとする時間が必要なんだな、と思うような、
最終日にピニャコラーダを飲んでいるこの気の抜けた顔。どや。

旅の話はもちょっと続きます。

瞬間と連綿と

  • 2015.05.07 Thursday
  • 02:53
明日からenjoy late golden weekでベトナムはダナンへ4日間のショートトリップに行ってきます。
戻ってきたら死刑宣告されてるみたいに忙しくなることは承知の上で、それでもみんな自棄みたいに休みをとっちゃうところが外資系だよなあ、と思う。

最近は旅に出る前にも旅のことばかり考えてる。
ベトナムの次は?クロアチア?南ヨーロッパ?南米?ほんとは北アフリカに行きたいんだけどさすがにしばらくは保留かなあ。。。
ご飯食べながら次のご飯を考える程度に食いしん坊な私たちはきっと、旅先でも次の旅の話をするのでしょう。

「楽しみにしてることを思い描かないと毎日生きていけない」て言ってた年上の女友達の気持ちが年々身に染みる。
仕事なんて、どんなに興味がある(はずの)ことをやっていても所詮食い扶持を稼ぐためのことで、
それだけで満たされるような幸福な身体には女の子は特にできていないのだ。

家を買うくらいなら旅をしてたいな。
いろんなものを見て、いろんなこと考えて、おいしいもの全部食べて死にたい。
そんなに長生きする気がしないし、なんだかもうそれでいい気もしてる。

大人になって、友達や家族や恋人や、人とのつきあいが長くなってきた今「ずっと変わらないこと」なんてないように感じる。
だからって厭世的になる気もないし、だからこそ大切に思う気持ちはあるんだけど、
なかなかどうして「このままでいること」を願う気にならないのはそんなところかもしれない。

でも旅は好き。
旅は時間を瞬間冷凍みたいに切り取ってそのまま思い出せるから。
旅をしおりみたいに挟んで続いていく日常は、連綿とした日々がいつもより軽やかに感じられて、そんな毎日も好き。

絵になる街

  • 2014.12.06 Saturday
  • 13:43
香港はなんというか絵になる街だな、と思った。
方向性は全然違って、雑多で、生活感あふれてて、いろいろ詰め込まれた感じなんだけど、
どこを切り取っても絵になる感じはまるでパリみたいだ、と。

断片的ではありますがそんな絵になる街の様子をパラパラと、以下。

   

まずね、何につけても驚いたのが、「え!まだ竹で足場を作っているんですかい!?」てことで。
これはもう香港のジャッキー映画ラバーにとっては映画の中の街そのもの。べっくらするやらうれしいやらでした。
写真見ればわかるように、かなり高いところまで竹で組んであるんだよなー。すごいよ香港。



ボロボロの建物もそれはそれで香港っぽくて愛おしい。



漢字ってなんとなく意味がわかるだけに端から見ててもおもしろかった。
これコカコーラのキャンペーンで名前?ニックネームなのかな?「男神」て名前だったらすごすぎる。。



これ美容院の看板。顔色=カラー 挑染=ハイライト 電髪=パーマ あたりがおもしろかったです。
何にせよ英語併記が多いので答え合わせまで楽しめていい。



さすがネオンの国、て感じで手書きの看板ごとネオンをかけてたり、
なんやかんやなんでもネオンにしてたりとごちゃごちゃな感じもかわいらしく。

 

公道にはみ出してる看板やネオンも多かったんですが、これはどうなの法律的にセーフなの?と思ったり。




あとねえ、香港映画そのものだなーって思ったのが、なぜかカーテンを引いてない人が多いこの感じ。



わかりますか?アップにするとふつーに人が生活してるのが丸見えなんだよこれ。



これがトニーレオンだったらそりゃー恋が芽生えることさ、なんて思ったがふつーのおじさんでした。



路地。狭い路地が階段になってるの、どこの街でも好き。



飲み屋街の屋根と屋根が重なってごちゃごちゃしてる感じもをかし。



あちこち緑がいっぱいあって、狭い建物にある飲み屋から見上げるとこんな風に広がっていたり。



飲み屋の裏側んとこ。もう香港映画でしかないよ、と興奮してた。

なんかね、街自体が雑多なんだけど妙に清潔感があって、
言葉は通じなくても邪険にされることはなくて、みんなが勝手に生きてる感じがとても心地よかった。
ぜったいまた行きたい!旅は正義だ!と、ウォンカーワイの映画みたいな風景の世界に満たされた弾丸香港旅でした。

食べて、飲んで、トラムに乗って  (後編)

  • 2014.12.05 Friday
  • 19:20
うう。ううう。二日酔いってゆーか、酔っぱらいだよまだ、な朝。
海外のホテルはチェックアウト時間になってもそんなに急かしたりしてこないからいいですね←

二日酔い野郎たちは「ウコンの力」的なものを求めてコンビニに入るも見つからず。代わりにヤクルトをチューチュー。
「こんなときこそお粥じゃないのか?」とミシュランレコに入っているらしいお店へ。や、ふつーのチェーン店ぽいのですが。
(余談ですが香港にはミシュランとってても安いお店がいっぱいあるみたいでした。
世界一安いミシュランの星獲得店もあるとか。さすがに予約でいっぱいだったけど次回はぜひ予約して行ってみたい!)

 

アワビとエビのお粥に香港名物エビワンタン麺。
これがあなたおいしかったのおいしくなかったのって!
「ご、五臓六腑に染み渡るぅぅ(二日酔いの」って言いながらばくばく完食。添えてあった赤酢もちょうど良い酸味で旨味を増してくれるように感じました。
(東京でこんくらいおいしいとろとろ炊き込んだお粥をリーズナブルに食べれるところないのかなー。
昔二丁目に手羽先を煮込んだ超絶おいしいお粥出してくれるとこあったんだけど、いつの間にかなくなってた。
ちなみにその店でリアルに「どこの店のママだっけ?」て言われたことあります。20代前半の頃…)

さて腹ごしらえも済んだところでぐるぐる再び酔いが回る内蔵を抱えて九龍島へ。



公共交通機関のスターフェリーはその名の通りあちこちに星がついていたり、船員さんがセーラー着てたりしてかわゆすでした。


遠くに見える山よりも建物のほうがニョキニョキしておるのが不思議。





九龍島は観光客が多くて、外国人も多くて、香港街に比べると一気に”いわゆる都会"の外国の空気。
「ニセモノ アルヨ ニセモノ トケイ バッグ シャネル…アルヨ?」
アルヨ?て言われてもだな!「ダイジョウブー イラナイヨー 」てこちらも片言で答えるとだいたい笑っておったが。

まだご飯食べれるほどに回復していないのでスイーツでも。タピオカと豆腐花。
 

豪傑の頼んだ豆腐花(豆乳のプリンみたいの)のプレゼンテーションが凄かったよ。そしてフルーツが濃厚でおいしかった!

脚のマッサージで時間を潰して九龍店の本命、麺のお店へ。



牛バラと筋の煮込み麺(たぶん)、脳みそがとけるかと思うほど甘美なおいしさだったー!
どうしたら全く臭みを出すことなく(臭くてもおいしいと思うけど)こういう旨味だけを濃厚に抽出できるのか?うまー!うままー!てなった。
ちなみにもう一皿名物らしいエビワンタン麺も食べたのだけどこれまたおいしかった。(夢中になりすぎて写真を忘れた)
どこで食べたエビもこんなエビの味しなかったよ!てくらい「エビだ!我こそはエビであるぞよ!」て主張するワンタンとスープ。
あーもうこんなん毎日食べたら毎日トリップできるわってくらい幸せな味でした。

その後、香港島に戻って飛行機までの時間をどう過ごすかってことになり
「んーーーんんーーートラム乗りたい!」と私。
ご飯食べる以外ではトラム乗って街の雰囲気を味わうのが何より楽しかったんですもの。
ってことで、トラムで終点までずーっと行ってみた。
大人げなく二階席の一番前の席をげっと。



バスとトラムの間こんなに狭いんだよー。



おっととっとぶつかる!て局面がなんどかあった。ブレーキとか目分量でしかない。



だんだん夜が更けてネオンが増えていく町並。

 

終点は街のはずれの方だったけど生活感があってこれまた怖い感じがしなかった。



ほんとは狭い道を曲がるところの動画なんかも撮ったんだけどブログに貼付ける術がわかりません。。残念。

最後はSOHOのエリアに迷い込んだ。オシャレな西洋料理のレストランが立ち並ぶ中
「違う!あたしたちが食べたいのは中華!最後まで中華や!」とかけずり回ってようやく小さな餃子屋さんを見つける。
 

ここはまさに白人の兄ちゃんたちと同伴出勤?する女子たちの食堂だったみたいでそういうカップルを3組ほど見た。
味はまあまあ、と思ったら何気なくついてる甘めのテールスープが劇的に美味しかったり。

はーーーおいしかった!と飛行場に向かい、まさかのなかなか食べれなかった小籠包と腸粉を頼んで
「お前らの本気はこんなもんか!もっとあるだろう本気の中華!全部!全部出せよ!!」などと松岡修造みたいなことを言いながら完食しました。

いや、ほんとにおいしかったよ香港。
東京ってどこの国の料理でもトップレベルのものが食べれるって思ってたけどこんな中華食べたことなかったし、たぶん食べれない。
今までいろんなものを食べたけど、こんな本気の中華を食べたのは初めてだったかも。
食への執着、むしゃぶりつきたくなるほど直接的に脳 みそに働きかける感じ、味や食材のバリエーションを考慮すると中華がやっぱりチャンピオンかもしらんと。
そんくらいおいしかった。すごいよ中華。ありがとう香港!

旅ブログはも1個だけ続きます。

食べて、飲んで、トラムに乗って  (前編)

  • 2014.12.05 Friday
  • 16:37
週末香港行ってきました。

何の感慨もなく、ただただ日常から逃避したいだけで衝動的に出かけただけだったんだけど
着いた瞬間からわくわくして、キョロキョロ街を見て、特別何をしたわけでもないのに、「わーいたのしー!おいしい!うれしい!」てなった。
何してたんだっけ?て思い出したけど、ほんとに食べて、飲んで、トラムに乗ってただけ。ほんとそれだけだったのだけど。

早朝便だったのでホテルに着いた頃にはさっそくおなかがへって、近所をふらふら歩いて地元の人がいっぱい入っている店に飛び込んでみる。
相席だったおばちゃんが片言の日本語喋れる人で「コノ店デ一番人気!」て言うのをまんま頼んでみると、
甘辛い肉味噌の麺と、なぜかハチミツを塗ったトーストが出てきた。



「え!なぜトースト!すごいおいしいとかなのか?…ん!普通!!超普通!!!」ってのっけから不思議体験をしました。
これ後々判明するんだけどトーストってなぜか香港で人気なんだね。ガイドブックにもちゃんと載っておった↓
トースト…お好きなんですね。みなさん。謎だ! 麺は普通においしかったです。塩分控えめで旨味のスープで食べてる感じ。



その後、ちょうどやってるプラダスフィア(プラダの展示会)を観に行こうと街に出る。
バスに混じって道路の中央を走っているトラムに私たち釘づけ。



旅先の醍醐味は乗り物に乗ることだったりもするよね。


車内こないな感じ。
どこまで乗っても一律2.5HKD(30円くらい)なので旅行者にも乗りやすい。
二階建てでバスや車や看板が道路にせり出す街をすり抜けるように走るトラムにすっかり夢中に。

街を散策した後の夕食は、在中経験のある友人が食べたくなるものと言って挙げるのが不思議でならず、ぜったいに食べてみたかった北京ダックをだな。

「小?小はない!売り切れ!大きいのしかない!でもおいしいよ!食べるの?ほんとに食べるの?女二人で食べるの?」

みたいなことを言われていたような気がする。
「食べるよ食べるよどんとこいだよ!よろしく頼むよ!」とやってきたのがコレ↓




あのね、日本で今まで食べたことがある北京ダックが
「パリ…、ギュッ、もそもそ」だとしたら、このとき食べたのは「パリッ!ジュワッ!ふわふわ!」でした。
お肉自体がふわふわジューシーでそれをパリッとした皮と一緒に食べるってうわああぁぁ。
これを小麦粉の皮(これも手作りで柔らかくておいしかった)で包んで、野菜と一緒に甘味噌で食べるって組み合わせ考えた人天才だよ!


夢中になってかぶりつく私たちに店員のおじさんたち満足気。「そうだろうそうだろう。うまかろう?」的な空気がまたハッピーで。
高級品なんだけどどこかジャンクな病みつき具合があって心の底からめためたおいしかったです。すぐにでもまた食べたい!
(ちなみにこれだけでお腹いっぱいになるくらいにはボリュームがあった)

  

夜の街もトラムでずんずん出かけるぜ!
ヴィクトリアピークまで夜景を観に出かけたものの、霧がものごくてあっさり撃沈し、夜遊びへ。



人がいっぱいいて、音楽がガンガンかかっていて、なのに不思議と治安がいい感じだった。
あの海外の繁華街特有の皮膚で感じるようなヤバい空気、気を張ってないと巻き込まれるぞ、みたいのは結局どこでも感じなかったね。

   
若い人もたくさんいて夜の街に活気があるってのはすばらしではないですか。

適当に雰囲気よさそうな飲み屋に入ったところ、日本人がめずらしかったのか、
(デモの影響か知らないけど日本人観光客ほんとに見なかった。2日いて、明らかに日本人かなって思ったの2人くらい)
ゆるゆる飲んでるとお店のお兄ちゃんたちが話しかけてきてくれたので、旅ならではの適当な会話を楽しむ。

「どこから来たのー?東京?いいねー。僕は元々ネパールなんだけど、香港来て8年くらい。
ネパールいいとこなんだけど仕事がなくてさー。香港はみんな冷たくてやだ。道で困ってる人いても無視なんだよ?嫌になるよー」
「道で困ってる人いても冷たいっておっきい街だと結構普通だよー。知らない人に絡まれることって怖いから仕方ないんだよきっとー」
「そうかなあ?ネパールだとぜったい誰かが助けてくれるんだけどなー」
「離れてるとよく見えるのが故郷だからなあ。香港でもう8年も暮らしてるんだったらたぶんネパールに帰ったら帰ったで違和感感じるんだって」
「ふーん。そんなもんかなあ。わかんないや。」

と答えるプラーシュ(仮名。ネパール人推定30代前半)。このへんのバーやらクラブやらを3、4軒持っているなかなかのやり手さんだった。

「ところでもっちゃんかわいいねー結婚してる?彼氏いるのー?」

キタ!外国ではこういうの曖昧にかわそうとするとめんどくさいことにしかならないですからな。

「いるよー超かっこよくて優しくて最高の彼氏がいるからよそ見しないの私。決めてるの。」
「わはは!なんて正直なんだ!そんな女の子初めて見たよー!香港の女の子はみんな野心家で嘘つきだからさー。
ここに来たらここの彼氏がいて、別のところに行ったら別の彼氏がいてってそんな子ばっかりなんだよ」
「そういう子もその子なりに、あなたがお店持ってがんばってるみたいに、何かやりたいことがあってがんばってんのかもよ?」
「うーん。。。でも女の子のそういうとこ見るとさ、なんていうか絶望するんだよ男としては」

そんなもんかい。30を超えてもうぶだな!男子!いろんなところにいるいろんな人の話を聞くのはやっぱりいつだっておもしろい。

「君の考えをリスペクトするよ!」とか言いながらジェントルマンに接してくれる姿を心地よく思いつつ、
アホみたいに飲んで、その子が持ってるバーやらクラブをあと3軒ほどはしごして、完全に酔っ払いながら帰宅しました午前4時。



ちなみに香港でクラブが盛り上がるのは4時とか5時とかからだよ、と言われたよ。不夜城め。

酔っぱらい、二日酔いに苦しみつつ後編に続きます。

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